服は、一度つくられたら、それで完成なのでしょうか。
店頭に並び、誰かの手に渡り、その人の時間を重ねていく服がある。その一方で、シーズンを越えて残ったもの、試作のためにつくられたもの、ほんの小さな理由から販売に至らなかったものもあります。


役目を終えたように見える服にも、まだ続きがある。
FOUNDOURの新たなプロジェクト「REISSUE(リイシュー)」は、FOUNDOURのアーカイブやストックピースを、現在の視点でもう一度見つめ直すプロジェクトです。
染色や加工、仕様の変更、再構築。過去につくられた服に新たな解釈を加え、単に同じものを再販売するのではなく、もう一度「今着たい服」として世に送り出します。時間の経過も含めてデザインの一部と捉え、過去を現在、そして未来へとつなぐ試みです。





今回、FOUNDOURの服たちは再び染色場へと運ばれました。染料を満たした槽へ沈み、洗われ、乾かされていく。それまでまとっていた色は全て黒へと染め替えられました。ただ、同じ黒の中にも、それぞれの服がもともと持っていた個性が残ります。
一度完成した服に、もう一度手を加える。以前の姿へ戻すのではなく、それまでに経過した時間を抱えたまま、別の姿へと変えていく。



黒に染め上がった服には、新たに「REISSUE」のラベルとタグが付けられます。
それは古いものを新しく見せるための印ではなく、この服に続きが生まれたことを示すもの。




REISSUEの服は、どれも同じ条件から生まれたものではありません。
もともとの素材や色、縫製、保管されてきた時間もそれぞれ異なります。だからこそ、完成した姿だけでなく、その違いも含めて実際に見て、触れて、選んでもらいたいと考えました。
初回の販売はBOUTIQUEの店頭から始めます。過去につくられた服と、もう一度出会う。そして、以前とは違う一着として持ち帰る。


REISSUEは、過去につくられた服と、今の気分でもう一度出会うためのプロジェクトです。これからの活動にご期待ください。
REISSUE at BOUTIQUE
【DATE】
期間:2026年8月1日(土)〜 8月23日(日)
営業時間:12:00 〜 19:00
※会期中の休業日はBOUTIQUEのインスタグラムをご確認ください。
【PLACE】
〒107-0061 東京都港区北青山2-12-42 秀和第二北青山レジデンス 1F

